宝石留め職人の凹む金槌

彫り留め職人さんの金槌

40年間ずっと使い続ければ鉄の金槌も凹んできます。

職人さんの部屋から、コツコツコツ、コツコツコツ、今日も聞こえる金槌の音。

左手に持っている鏨(たがね)と右手に持っている金槌でとてもやさしくコツコツと叩いて職人さんは地金を伸ばしたり、彫ったり、石を留めていきます。
鏨(たがね)にはたくさんの種類の刃先があり、色々な用途に、場所に使われます。一般に見ればこれだけの鏨の用途を使い分けることは難しいですが永年、彫り留め職人一筋でやってきた職人さんにはしっかりと分かるのです。
鏨は「彫る」という作業をする道具です。昔は刀やかんざしなどの模様を彫っていた道具です。現在ではハワイアンジュエリーのような模様もこれで彫っていきます。
そうやって、長年、コツコツ、コツコツ叩いていくと、金槌の鋼もゆっくりと形が変わっていきます。

職人さんの手に馴染んだ道具。少しの微妙な感覚の仕事。
永年使ってきた道具は、直して直して使い続ける。

kadomaru

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